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2016年07月15日

くせになる書き心地のあの紙




from:スタッフ三浦


7月10日、あなたもあの滑らかな書き心地を味わいましたか?

10日は参議院選挙の投票日でしたね。

毎回あまり意識せずに、
ササッと候補者名や政党名を書いていた、
あの投票用紙。
妙に書き心地が気持ちよくなかったですか?

思い出してみてください。

置いてある鉛筆は、普通の鉛筆なのに、
何というか、サラサラっと書ける、
むしろ、ヌルヌルっと書ける!(?)

紙と鉛筆の摩擦感がないので、
鉛筆を持つ指の感覚に、むむっ?と違和感がありましたよね?


実は。。。


あの紙の正体

あの投票用紙は、普通の紙じゃないんです。
さらに言ってしまえば、、、
パルプからできているものを紙とするならば、
あの投票用紙は、「紙ではない」んです。

じゃあ何なのか。
それは、『ユポ』という、石油由来の合成樹脂で
できているモノなんですよ。


あのサラサラ感もユポの特徴なんですが、
投票用紙に使われている理由は、別のところにあります。

それは、折りに強いということ。

投票所で候補者名や政党名を書いた後、
2つ折りにして投票箱に入れますよね。

それが、箱の中に入ってから、
じわーっと勝手に開くそうなんです。

何が書いてあるか見るために、
1枚ずついちいち開くのも大変です。
この苦労を解消するためにユポが採用されました。

つまり、開票作業の手間を減らし、
時間短縮に貢献しているのが、ユポということなんですね。

投票日のその日のうちに、
当選結果があらかた分かってしまうという、このスピード感。
これにはユポの存在は欠かせないと言っても良さそうです。


他の用途でも活躍しています

さらにユポの特徴をもう一つ。
これは投票用紙とはあまり関係ありませんが、
合成樹脂でできているため、水に強いんです。
それから、紙とビニールの中間のような質感で、
破れにも強いんです。

日生企画では、ポスター印刷の用紙に、
つや無しマット用紙として、ユポを採用しています。
雨や風に強く、長持ちするポスターというわけです。

印刷も鮮明で発色も良いので、
今までご依頼いただいた方からも高評価をいただいています。


ということで『ユポ』の話でした。

7月31日は、東京都民の方は都知事選がありますね。
投票所に行かれたら、
投票用紙のことをちょっと気にしてみてください。
ヌルヌルっとした書き心地をお楽しみくださいね(?)


p.s.
つやのないマット用紙は、
光が反射しないので見やすいという特長があります。
資料を拡大印刷した場合などの、
きちんと内容を見てもらいたいポスターには、
光沢紙よりもマット紙のユポをオススメしています。
B0サイズの大きさまで印刷できます。

●ポスター印刷:価格表
http://www.nissei-kikaku.co.jp/poster/
posted by 日生企画スタッフ at 12:38| 三浦の雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月09日

秋刀魚の美味しい焼き方

秋ですね。
秋といえばサンマ!の三浦です。

私はサンマの塩焼きが大好きです。


焼き魚なんて、グリル入れてとりあえず焼けば、
いいんでしょ?
どうやったって焼くだけ、味は同じでしょ?

って思いますよね。


残念、違います。


ちょっとコツがあるんですよ。


元魚屋の三浦が教えちゃいますよ。


sanma.jpg


●カットしない

グリルに入らないという、
やむを得ない場合は別として、
頭を落としたり、真ん中から半分にしたりしない方がいいです。

なぜなら、焼いている時に
その断面からせっかくの脂が
ボタボタ落ちてしまうからです。

サンマは脂が乗ってナンボ。
丸ごと焼けるなら、カットしないで焼きましょう。


●飾り包丁を入れる

カットはしないと言いながらも、
サンマの表面に飾り包丁は入れた方がいいです。

鯛なんかで『メ』のように包丁が入っているのが、飾り包丁です。
サンマの場合は細長いので、上の写真のように、
斜めに1.5cm間隔くらいで包丁を入れます。

これをやる理由は、多少火の通りが良くなるのと、
見た目がおいしそうになることです。

よく魚を焼いた時に、
皮がプク〜っと膨れて気づいたら破裂してた、、、
なんてのも、焼く前に飾り包丁を入れることで防げます。


●塩を振る

私の母は、飾り包丁も入れず、
塩も振らずにそのままサンマを焼いていました。

それ塩焼きじゃないじゃん、、、っていう。

その後、魚屋で働くようになって、
焼き魚コーナーの担当になったりして、
自分で塩を振って焼いてみたら、
やっぱり塩振った方が美味しいです。

これは魚のタンパク質が、塩によって凝固し、
旨味を閉じ込めるから・・・らしいです。


塩の振り方にもコツがあります。
まず、塩をひとつかみ握ります。
そして指がグーの状態から少し力を緩めて、
指と指の間から塩をこぼしながら振っていきます。

高いところからシャワーのように。
速水もこみちさんのように。

片付けが面倒でなければ、
このやり方で均等に塩が振れます。

周り塩だらけになりますけどね。


●冷蔵庫から出しておく

手順的にはこれが最初なんですが、
いちばんのキモなので、もったいぶって最後に回しました。

焼きものの基本は
「遠火の強火」です。

焼き魚の師匠、木崎さんから教わりました(元気かな〜)。


まず遠火。
これは中央も端っこも、均等に加熱するという意味です。

そして強火。
これは短時間で焼きあげる方がいいということ。

ちゃんと火が通るように、弱火でじっくり、、、
なんてやっていると、脂がどんどん落ちてしまって、
また焼き過ぎで固くなってしまいますよね。

だから、強火で焼いてもちゃんと火が通るように、
焼く1〜2時間くらい前に、冷蔵庫から出して、
魚を常温にしておいてみてください。

これでいつもより火力強めでも
きちんと中まで火が通りますよ。

短時間で焼いて、ふっくら美味しくお楽しみください。


※中まで焼けたかチェックする簡単な方法
 竹串や爪楊枝で、ブスっと刺してみてください。
 ギュッと手応えがあったら、まだ生焼け。
 スッと貫通したら、もう火が通ってますよ。


三浦


●美味しいものを新しい箸で
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●主食のご飯のうつわを季節ごとに変えてみましょう
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●秋の具だくさん味噌汁はきれいなお椀で
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posted by 日生企画スタッフ at 18:09| 三浦の雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月02日

銅もありがとうまた銅ぞ

8月29日の土曜日。

社員で栃木県の足尾銅山
研修というか親睦会というか、
そんな意味合いを込めて行ってきました。


ドライバーはいつものように下村氏。

_MG_8498.jpg


足尾銅山は昭和48年まで鉱物の採掘を行っていた、
栃木県日光市の鉱山です。

坑道の長さはトータルで1200kmだそうで、
東京から九州まで行けちゃう距離です。
人間がここまで掘ってしまうなんてすごい。
それだけここで採れる銅が国を潤していたってことです。


とりあえず入場料は柴田氏にたかります。

_MG_8503.jpg


中には江戸時代から昭和時代まで、
採掘の様子が分かりやすく展示されています。

いやちょっと怖いですけど。

_MG_8512.jpg

_MG_8516.jpg

_MG_8520.jpg

_MG_8518.jpg

あ、最後のは平成時代でしたすみません。


入場できる場所はこんな感じに
丸太で道が組まれて補強されていました。

_MG_8528.jpg


足尾銅山は明治時代に古河市兵衛が買収、
鉱夫を日本各地から募り、
足尾は一大産業都市になりました。

古河市兵衛は、陸奥宗光や渋沢栄一らと親交があり、
この鉱山事業はのちに古河電気工業へと発展していきます。


昭和中期までの足尾は、山あいの町ながらも、
メインストリートには多くの飲食店が立ち並び、
鉱夫とその家族で大変賑わっていたそうです。

ところが閉山後は人が去り、
今では田舎の山道といった雰囲気。
町並みの建物跡すら残っていませんでした。


_MG_8540.jpg

何のポーズか分かりませんが、記念撮影。

_MG_8545.jpg

「銅もありがとうまた銅ぞ」


この後に、足尾歴史館という史料館へ行きました。
館長さんは「足尾銅山を世界遺産に!」と
熱いエモーションをお持ちの人で、
資料をもとに語られる歴史の話が面白いです。

近代史に興味がある方は、ぜひ行ってみてください。


足尾銅山は閉山しましたが、
銅が掘り尽くされたわけではいそうです。

安い人件費を背景に持つ外国産の鉱物に
価格面で対抗できなくなり、
事業停止を余儀なくされたということです。


まだ銅の鉱脈がここに眠っていると思うと、
何だか歴史を踏みしめているような気がして、
ちょっとワクワクします。


足尾銅山は栃木県日光市にありますが、
場所はほぼ群馬県都の県境です。

お近くに行かれた際は、立ち寄ってみてください。

この近くにある星野富弘美術館もオススメです。


三浦


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